実績の一覧に戻る
個人事業2026年1月〜現在
AI動画自動生成サービス
テーマを入れるだけで、YouTube向けの解説動画が完成するサブスク型サービス。2名体制で、開発とインフラ全般を担当しています。
担当した工程
- 企画(担当)
- 要件定義(担当)
- 基本設計(担当)
- 詳細設計(担当)
- 実装(担当)
- テスト(担当)
- 構築・導入(担当)
- 運用・保守(担当外)
どんな状況だったか
解説動画を定期的に出したい人にとって、
調べもの、台本、音声、画像、編集のどれもが時間のかかる作業です。
1本作るだけでもかなりの労力を要します。
そこでパートナーと2名で、「テーマを入れるだけで動画が完成する」
そんなサービスを作ることにしました。
私は開発とインフラ全般を主に担当しています。
テーマを入れてから動画ができるまで
- Webリサーチ
- 台本
- 音声
- 画像
- 動画
- サムネイルと説明文
本当の問題は何だったか
表面の要望は「動画を自動で作りたい」です。
ただ、生成AIを呼び出すだけでは、台本の出来が回ごとにブレて、
そのままでは使えない動画になります。
もう一つは、有料サービスとして続けられるかどうかです。
素材の権利、課金、障害からの復旧まで含めて、
予防して問題を抑制する必要がありました。
どう判断したか
台本の品質
- 選んだ案
- 構成、パート別の生成、レビュー、自己修正の順に段階を分け、
さらにAIに採点させて作り直す仕組みにした - 選ばなかった案
- 一度の指示で台本を書かせる
- 理由
- 呼び出すだけでは品質が安定しないため。
採点の減点理由をルールとして貯めていくと、
同じ失敗を繰り返さなくなります。
画像素材
- 選んだ案
- AIで生成した画像と、商用利用できる素材だけを使う
- 選ばなかった案
- Web検索で見つけた画像を素材にする
- 理由
- 著作権の問題が起きる可能性があるため、
有料サービスでは使えないと判断しました。
音声
- 選んだ案
- 商用利用の条件を確認できた音声合成エンジン(VOICEVOX)に切り替えた
- 選ばなかった案
- 開発当初に使っていた音声エンジンを使い続ける
- 理由
- ライセンスを調べ直したところ、有料サービスでの利用に問題があったためです。
音声のほか、立ち絵・BGM・フォントも同じように確認しました。
サイトの置き場所
- 選んだ案
- 自前のサーバー(VPS)に移した
- 選ばなかった案
- 無料のホスティングを使い続ける
- 理由
- 利用していた無料プランは、規約上、商用利用が認められていないためです。
移設の際に起きたログインの不具合も切り分けて解決しました。
何をしたか
- Webリサーチから台本、音声、画像、動画、サムネイルと説明文までを
1本の流れで処理する仕組みを作った - 動画の書き出しを順番待ちの処理に分け、進み具合の表示、
キャンセル、再開ができるようにした - 書き出しの設定を見直し、2分動画の生成時間を約6分から約3〜4分に縮め、
処理が止まる問題も解消した - サーバーはCloudflare経由でしか届かない構成にし、
自動デプロイの鍵も用途を限定して、漏れたときの被害を小さくした - 月額サブスク課金、支払い状況の自動同期、支払い失敗時の通知、
Googleアカウントでのログインを実装した - 自分で点検を行い、脆弱性とバグを修正した
結果と、次に変えること
台本の品質スコアは90点水準で安定するようになりました。
運用面では、開発中にサーバーが消失し、全面的に作り直したことがあります。
その経験から、構築の自動化、日次バックアップ、
別の環境に戻せるかの検証、外部からの死活監視を整え、
「サーバーが消えても約1時間で戻せる」ことを目標にしています。
2026年9月時点でローンチ準備中です
(限定公開の本番環境を構築済み、本年中にはローンチ予定)。
使用技術
- Node.js
- Express
- TypeScript
- Next.js
- Remotion
- FFmpeg
- OpenAI API
- Gemini API
- VOICEVOX
- PostgreSQL
- Prisma
- Docker
- Nginx
- Cloudflare
- GitHub Actions
- Square
似た状況でお困りでしたら
まだ形になっていない段階のご相談も歓迎です。
内容を拝見し、お手伝いできるかどうかを含めてお返事します。